これからの理学療法士はクラウドソーシング！？

理学療法士の副業の選択のひとつとして、クラウドソーシングがあります。

理学療法士としての経験を活かすことができ、空き時間に行うことも可能なものが多いです。

まだご存じない方はこれを機にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

我々、理学療法士にはあまり縁がない業界ですが、ざっくりでいいので理解しておいて損はないと思います。

クラウドソーシングって？

クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネット上で業務委託を行う事業形態をいいます。

一般的にクラウドソーシングでは、”仕事を発注する側”と”仕事を受注する側”のやりとりになります。

発注者は企業が多いですが、個人でも仕事を発注することは可能です。

ここでは仕事を受けることについてご紹介していきます。

　

クラウドソーシングで仕事をしていく上で重要なのは仕事があるということ

当たり前なのですが、これが一番難しいのです。

　

クラウドソーシングサイト

仕事の発注や受注を個人間でやりとりするのは困難です。

現在ではそれらを管理するサイトが存在します。

大手では、”ランサーズ”や”クラウドワークス”が有名です。

　

　

クラウドソーシングサイトでの業務委託は以下のような流れで行われます。

• 発注者が希望する案件をサイトに掲載
• 受注者は案件に対して提案
• 発注者が案件を依頼する受注者を決定
• 契約

簡単に記載するとこんな感じです。

これについては、私の体験談を元に記載しているものがありますので、そちらをご覧ください。

　

事業形態としては大差はなく、取り扱っている業務内容や登録者数などに若干の差がある程度です。

やはり大手のサイトに案件が集中している印象です。

　

登録は基本無料なので、どちらにも登録しておくことをおすすめします！

クラウドソーシングサイトの場合、どこか1つだけで運用する方もいらっしゃいますが

活動の場を広げるためにも複数のサイトに登録しておくことがいいでしょう。

どちらにもメリットはありますが、逆にどちらに登録したからといってデメリットが生じるわけではありません。

実際に多くの人が双方に登録していますし、案件を発注する企業も同様です。

クラウドソーシングでは、案件が取れなければ稼ぎになりません。

まずは、案件を獲得するためにも、どちらにも登録して契約機会を広げましょう。

もちろん片方だけというのもいいと思います！

ランサーズ

では、実際にみていきましょう。

ランサーズ株式会社が提供するクラウドソーシングサイトです。

ロゴがかわいいんですよね。

※クリックするとサイトに飛ぶことができます。

登録や年会費などは無料です。

まずは登録だけしてみてもいいでしょう。

　

登録が終わった後は、自己PRなどで自身のページをデザインしていきます。

やはり見た目が大事になりますのでここはしっかり手を入れましょう。

登録後には案件の獲得を狙っていきます。

案件を完了することで報酬を得ていきますが、

やはり気になるのは報酬の流れではないでしょうか。

　

料金の支払いシステムについて簡単にご紹介します

１　仕事完了後に発注者からランサーズに支払われます

２　ランサーズから受注者に支払われます

　　※　発注者から仕事を受けて報酬を得た際に手数料がランサーズに引かれます

システム手数料が5~20%かかります

　　

次に、ランサーズで取り扱っている業務内容についてご紹介します

• システム開発、運用
• Web制作、Webデザイン
• デザイン制作
• ライティング、ネーミング
• タスク、作業
• 写真、動画、ナレーション
• 翻訳、通訳サービス
• 事務、コンサル、専門職、その他
• 営業、マーケティング、企画、広報

以上の大項目があり、ここからさらに細分化して自分のスキルに合わせた案件をピックアップしていきます。

取り扱っている案件数は　12,506件　（6/3 20時現在）　と検索されました。

かなりの数の案件を紹介していることがわかるかと思います。

次に、ランサーズの業務形態についてご紹介します

• コンペ
• タスク
• プロジェクト
• 求人

があります。

　

コンペはロゴやネーミングなどの案件が多いです。

単価は高いのですが、競争率が高くなりやすいです。

タスクは単純作業が多く、単価は休めです。

プロジェクトはライティングやWebデザインなどの案件が多いです。

ライティングの場合、文字単価で表記されていることが多く、だいたい1文字1円が目安と言われています。

　

おおまかな流れは以上の通りです。

では、実際に理学療法士はどのくらいいるのでしょうか。

調べてみましょう。

ランサーズ内の理学療法士の登録数

ランサーズではランク制度が導入されています。

これは、ランサーの貢献度を数値化したものになります。

なし　→　レギュラー　→　ブロンズ　→　シルバー　→　認定ランサー

の順に評価が高くなっています。　

では実際にどのくらいの理学療法士が登録しているのでしょうか。

登録者数　902名

認定ランサー　21名

24時間以内のログイン　45名

1週間以内のログイン　100名

30日以内　166名

以上のデータは簡単に検索できます。

ここでわかることは

ライバルは少ないということです(笑)

しかしながら、我々が力を発揮できる分野は医療や介護になります。

そこの案件には、我々だけでなく、医師や看護師などの医療従事者が数多く登録しており、

なかなか簡単には案件にたどり着けないことが多いです。

まとめ

クラウドソーシングについてご紹介しました。

登録は簡単ですので、登録だけでもやってみる価値はあるかも！？

これから理学療法士の数は増える一方と予測が立ちます。

そのため、我々現役理学療法士は、さまざまな働き口を模索しなければならない時代がくるのかもしれません。

今後もこのような情報を出していきたいと思います。